助成金申請のポイント

 

助成金申請の3つの注意点

助成金を申請する場合、助成金の申請条件確認、期限確認、費用対効果確認が必要です。

申請条件確認

  • 助成金の支給される条件を確認するのも重要ですが、それ以上に支給されない条件を十分に確認する必要があります。
  • 申請を開始してから条件が合わないことが発覚することは多々あります。
  • 雇用保険の被保険者がいれば、法人だけでなく個人事業主も助成金の申請はできます。
  • 厚生年金や健康保険が申請条件になる助成金はありますが、少数です。ほとんどの助成金は雇用保険の被保険者がいれば申請できます。

期限確認

  • 複数回に分けて書類の提出をする場合、提出期限が決まっているので、期限内に提出しないと、助成金は支給されません。
  • 一定期日を経過してから請求するという場合は申請を忘れることがありがちなので、スケジュール管理を徹底する必要があります。

費用対効果確認

  • 助成金額が少ない助成金でも書類の作成や提出で手間が掛かります。
  • 自社内ですべてをするともらう助成金額よりもらうための人件費のほうが高くつくことがあります。
  • 助成金を申請するために導入した制度(定年の引上げ等)を廃止することは困難なので注意が必要です。

助成金申請の基本

1.助成金は融資ではありません!
  1. 助成金は返済不要です。
  2. 給付された助成金は雑収入となります。
2.中小企業の定義

業種

労働者または資本金・出資金の基準

小売業(飲食店含む)

労働者50人以上または資本金・出資金が5,000万円以下

サービス業

労働者100人以上または資本金・出資金が5,000万円以下

卸売業

労働者100人以上または資本金・出資金が1億円以下

その他の業種

労働者300人以上または資本金・出資金が3億円以下

3.助成金申請の5つの基本条件
  1. 社会保険(厚生年金・健康保険)に加入していること
  2. 雇用保険に加入していること
    ※過去2年間、労災保険料・雇用保険料の滞納がないこと
  3. 就業規則、出勤簿などの必要書類が正しく作成されていること
  4. 労働基準法など労働関係法令の違反がないこと
  5. 会社都合で従業員を解雇していないこと
4.助成金申請で必要となる5つの書類
  1. 就業規則・賃金規程・退職金規定
  2. 出勤簿(タイムカード)
  3. 賃金台帳
  4. 労働条件通知書または雇用契約書
  5. 登記簿謄本

※助成金により必要な書類は異なり、実際にはここに記載されている以外の多くの書類の提出が義務付けられます。